勃起障害(ED)専門的な医療を
提供します~
泌尿器科では勃起障害(ED) 、性感染症、LOH症候群、ホルモン注射など中心に治療を行っています。
前立腺前立腺肥大症、過活動膀胱、尿失禁、PSA検査、男性更年期障害、泌尿器科腫瘍、お子様からお年寄りまで男性、女性問わず対応しています。
勃起障害~EDとは
勃起不全、勃起障害と言われ、ペニスの中の血管の塊(海綿体といわれる)に血液が十分に充満せず、正常な勃起ができない、もしくは勃起状態を維持できない状態です。
いろいろなEDの症状
- 短時間、もしくは性行為の途中で萎えてしまう
- 途中で抜けてしまう
- 満足のいく性行為ができない
- 勃起時の陰茎の硬さが減じた
- 一度萎えてしまうと、再度の勃起が困難
- 勃起にいつも時間がかかる(なかなか勃起しない)
- まったく勃起できない
- 勃起が続かない
当院でのED治療薬の処方薬の処方
- 丁寧にご説明いたします。
- 衣服を脱いでもらうような診察は原則としてありません。
また女性スタッフも原則として診察室には入りません。 - ED治療薬はすべて自費診療ですので、保険証を出す必要はありません。
- 院内処方ですので薬局に行かず、その場で治療薬を受け取れます。
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製品の比較
商品名 バイアグラ レビトラ シアリス 一般名 シルデナフィル バルデナフィル タダラフィル 治療効果 優れている 効果発現時間 目安:性交渉の約1時間前に服用 食事の影響 吸収が遅延する 吸収が遅延する 食事の影響を受けない 作用時間 4時間 4~5時間 36時間 主な副作用 顔のほてり・鼻づまり・動悸など 規格用量(mg)
(税込)50mg錠 1,430円 発売中止 20mg錠 1,760円 ジェネリック
(税込)50mg錠 1,100円 20mg錠 1,430円 20mg錠 1,430円 ※シアリス10㎎錠は先発品、ジェネリックともに取り扱いはありません。
※レビトラのジェネリック、バルデナフィル10mg錠の取り扱いはありません。
当院でのED治療の特徴
当院の特徴として従来の内服での治療とともに再生医療の技術を活用し、幹細胞から精製したエクソソームを含む培養液を使用しています。この革新的な治療法は、細胞の再生能力を促進させ、EDの改善に寄与します。血管機能を回復させる細胞レベルでアプローチします。
強い痛み無しのセルフ治療
強い痛みを伴わないセルフ治療を可能にします。
無痛ではありませんが、注射針の痛みと比較すると痛みの少ない治療になります。
患者様が不快感を感じることなく、治療を続けることができます。
性機能障害医師が治療
治療は、性機能障害の医師によって行われます。
これにより、患者さん一人ひとりの状態に合わせた個別の治療計画が提供され、より効果的な治療結果が期待できます。
基礎疾患があり薬が飲めない方も利用(処方できない場合もあります)
基礎疾患を持ち、通常のED治療薬を服用できない方でも、安全に治療を受けることができます。
ただし、全ての方に適用できるわけではなく、医師の診断により処方が制限される場合もあります。
LOH症候群(加齢性腺機能低下症)
LOH症候群とは加齢に伴いテストステロン値が低下することによる症候をlate onset hypogonadism (LOH症候群)と呼びます。LOH症候群は、うつ、性機能低下、認知機能の低下、骨粗鬆症、心血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患のリスク、メタボリック症候群のリスクファクターになります。男性ホルモンが減少すると、不安が強くなり、やる気・記憶力・性欲の低下が著しくなります。 また、筋力や骨が弱くなります。 原因として、「ストレス」が大きく関わっていることが分かってきました。
LOH症候群の検査と診断
血中遊離テストステロン値8.5pg/mlがLOH症候群に対して治療介入を行う基準値です。国際的には血中のテストステロン値が300-320 ng/mlを治療介入の基準値としています。
診断基準では遊離型テストステロンが8.5pg/ml未満なら男性ホルモンが明らかに低いとされ、さらに8.5pg/ml以上から11.8pg/ml未満を男性ホルモンが低下傾向にあると判断することを推奨しています。 なお、遊離テストステロンの採血は午前中に行うことが推奨されています。
テストステロン補充療法(TRT)について
男性ホルモンの値が低く、症状が強いときには、テストステロン補充療法を行います。 保険治療としてはテストステロンの筋肉注射を2から4週間おきに症状が改善するまで行います。
性感染症について
性感染症は自分一人の問題ではなくパートナーにも移ってしまうことがあります。 心配な方、心当たりのある方はぜひ検査を受けてください。性病、または性感染症(STI)は、性的接触を通じて伝播する感染症です。
膣性交、肛門性交、口性交を含み、感染はバクテリア、ウイルス、寄生虫によって引き起こされることがあります。
特に重要な点として、多くの性病が初期段階では無症状であるため、感染者自身が病気に気づかないまま、他者に感染を広げてしまう可能性があることです。
性病は、未治療のまま放置すると、重大な健康問題を引き起こす可能性があり、特に妊娠中の女性の場合、胎児への影響も考慮しなければなりません。
検査内容
主に尿検査です。必要に応じて血液検査、咽頭検査を実施します。
クラミジア感染症
クラミジアトラコマティスによる感染症でもっとも多い性病です。
- 潜伏期間
- 1~3週間
- 症状
- 特徴的な症状に乏しく、男女ともに無症状の保菌者が多数存在するため、男性では前立腺炎や副睾丸炎、女性では不妊症や子宮外妊娠や腹膜炎の原因になっていることが多い。オーラルセックスによって咽頭感染をおこすことがあります。性器に感染したものより咽頭感染は治療に時間がかかるので注意が必要です。
- 治療
- 抗生物質の内服です。最近単回投与で治すことのできる抗生物質が認可され治療が簡単になりました。
淋菌感染症(淋病)
淋菌による感染症。男性尿道、女性子宮頚管に感染し放置すると副睾丸炎や腹膜炎の原因となります。
- 潜伏期間
- 2~7日
- 症状
- 男性は排尿時の激しい痛み、尿道口からのべっとりとした膿の排出。女性は症状に気付きにくく帯下(おりもの)多くなったり、嫌な臭いがするようになる。
- 治療
- 抗生物質の内服ですが最近抗生物質に耐性を持つ淋菌が多くなっており治療に時間がかかることがあります。
性器ヘルペス
単純ヘルペスウイルスによる感染によって、性器に水疱や潰瘍ができる病気です。発症には初めて感染したときと、すでに潜伏感染していたウイルスの再活性化によるときとの二種類あります。通常初めての感染は症状が強く病変も広いことが多く、再発の場合は初発と同じ部位に小さい病変で現れ症状が弱いのが一般的です。
- 潜伏期間
- 2~10日間で外陰部に水疱が出現し潰瘍化する。
- 治療
- 抗ウイルス薬の内服と局所には軟膏塗ります。1週間くらいで治りますが、根治はできず身体の抵抗力が衰えたときなどに再発することがあります。
尖圭コンジローマ
ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)感染によるイボ(良性腫瘍)で男女とも性器や肛門周囲に発生することが多い。乳頭状、鶏冠状の外観で淡紅色または褐色調のものが多い。ときに巨大化することがある。
- 潜伏期間
- 肉眼で確認できるようになるのに3週間~8ヶ月(平均2.8ヶ月)
- 治療
- 保険適応の塗薬での治療を行います。ウィルスの増殖を抑制し、局所の免疫能を高めてウィルスに感染した細胞を障害します。塗薬の効果がない場合は切除します。
注意:包茎がある場合は発症しやすく再発しやすいため、繰り返す場合は包茎の手術をしたほうがよいでしょう。女性の場合は子宮癌の原因になりますので定期的な癌検診を勧めます。 -
性病の原因
性病の原因は、感染した個体との性的接触にありますが、感染の方法は異なります。
性行為による感染
性行為による感染は、感染した個体との性的接触を通じて発生します。
これは、膣性交、肛門性交、口性交を含みます。特に、コンドームなどの適切な保護手段を使用しない場合、感染リスクは高まります。
母子感染
母子感染は、妊娠中または出産時に母親から子供への感染を指します。
HIVや梅毒など、いくつかの性病は、母子感染のリスクがありま性病の症状
性病の症状は、感染した病原体と感染部位によって異なります。
性病の症状の例
一般的な性病の症状には、異常な分泌物、排尿時の痛み、性器や肛門周辺の発疹や潰瘍、痒み、腫れなどがあります。
しかし、多くの性病は初期段階では症状を示さないことが一般的です性病の治療
性病の治療は、感染している病原体のタイプに依存します。
性病の治療の例
バクテリア性の性病(クラミジア、淋病、梅毒など)は、通常、抗生物質によって治療されます。
ウイルス性の性病(ヘルペス、HIVなど)は、抗ウイルス薬で管理されることがありますが、これらの感染は治癒することはありません。
寄生虫性の性病(例:トリコモナス)も抗生物質や他の薬剤で治療可能です。
性病の予防としては、安全な性行為の実践(コンドームの使用など)、定期的な健康診断、およびパートナーとのオープンなコミュニケーションが重要です。