• 脂肪組織由来幹細胞とは
• 幹細胞療法の手順
• 当院の自己脂肪由来幹細胞治療の大きな特徴
• 脂肪組織由来幹細胞による治療の報告例
• 治療の流れ

自分の幹細胞でいたんだ組織を修復する究極の癒し

大阪小田クリニックでは、脂肪組織由来幹細胞による幹細胞療法を実施しています。
この治療では、少量採取した自身の腹部の脂肪から幹細胞を培養し、それを点滴や局所注射などで投与します。
投与された幹細胞は、体内を巡り修復の必要な部位へと集まり、その組織を修復・再生。
傷つき老化した組織を修復する再生医療です。

幹細胞とは、自己複製能と多分化能という特殊な能力を持つ希少な細胞の総称です。
生体の中で損傷した組織の修復や、老化した組織への細胞補充の働きをおこなっており、難病の治療、健康増進や抗加齢医療など、さまざまな医学応用が研究されています。

脂肪組織の中に、ごく少量だけ含まれる幹細胞、それが「脂肪組織由来幹細胞」です。皮下脂肪 を構成する脂肪細胞とは、まったく異なる細胞です。
間葉系幹細胞と呼ばれる生体内にもともと存在する幹細胞の一種であるこの脂肪組織由来幹細胞は、非常にユニークな性質を持っています。
様々な疾患に対して高い治療効果があることが研究されており、再生医療を担う高いポテンシャ ルを有する有望な幹細胞です。

• 免疫や炎症の異常を調節して、正常に戻す能力がある ( 免疫調節作用 )
• 組織の損傷部位に集まる能力がある ( ホーミング効果 )
• 様々な機能性物質を分泌し、近隣の細胞に働きかける能力がある ( パラクライン効果 )
• 少量の皮下脂肪から幹細胞を分離できる
• 他の幹細胞と比べて、多くの数の幹細胞を採取できる
• 遺伝子操作などを要さず、発がんのリスクが非常に低い

ご自身の腹部の脂肪を採取し、その中から幹細胞を分離・培養して体に戻す治療です。

01.腹部の脂肪を採取

お腹の皮下脂肪から、少量の脂肪組織を採取します。
専門医により、下腹部のごく小さな切開から脂肪採取するので、 傷あとはほとんど目立ちません。

02.幹細胞を培養する

細胞加工施設 (CPF;Cell Processing Facility) において、厳密な管理のもと、脂肪組織由来幹細胞を分離、培養します。
初回治療に必要な細胞数を確保するための培養期間は、およそ 5 週間です。
幹細胞は凍結保存され、2 回目以 降の幹細胞投与は 4 週間の培養期間でおこなうことができます。

03.幹細胞を投与する

治療目的に応じて、点滴や局所注射により脂肪組織由来幹細胞を投与します。
再生医療提供計画を遵守したプロトコルで、再生医療を専門とする医師が安全管理の上施術をおこないます。

当院は、細胞培養後４８時間以内に投与していただく計画で、細胞培養致します。
約 1 億セルの自己脂肪由来幹細胞を冷凍せずに生のまま投与致しますのでサイトカイン、成長因子、エクソソームの効果が格段に違います。
生の幹細胞を投与しているクリニックは、日本でもほとんどありません。

国内外の基礎研究・臨床研究において、さまざまな疾患に対する脂肪組織由来幹細胞の有効性が 報告されています。
＊当院では、自己脂肪由来幹細胞治療厚生労働省の再生医療等提供機関第 2 種提供計画番号を取得しています

※ AI 診断人間ドッグは、阪和インテルジェント医療センターで行います。
※ AI 検診人間ドッグは、火曜日、土曜日、日曜日はお休みです。